オフ会で知り合った彼

先日、久しぶりにあった友人から「まるで、別人のようだ」と驚かれました。
私は高校を卒業してすぐ、高校時代から付き合っていた人と結婚しましたが、1年も持たずに離婚してしまいました。今考えれば、若すぎたのかなと思っています。

まだ20才前なのにバツイチになってしまい、家族や友人とも顔を会わせづらくなり、だんだん性格も暗くなってしまいました。特に趣味もなかったので、外出するのは仕事に行く時と、近所のスーパーに買い物に行くときだけのさびしい日々でした。

見かねた友人が、「優良系の出会いサイトで結婚相手を見つけるつもりなんだけど、不安だから、一緒に登録して」と誘ってくれました。恋人や再婚なんてまったく考えてなかったのですが、気を遣って声をかけてくれた友人の気持ちを考えて、登録することにしました。

私が登録したのは、女性会員は無料というサイトでした。タダだし、きっとサービスもその程度だと考えていました。それに、これまでSNSサイトに対して、あまりいいイメージがなかったこともあり、まったく期待していませんでした。

しかし、そこは、私が考えていたSNSサイトとはまったく別のものでした。私が登録したサイトには、コミュニケーションスペースというのがあり、会員が自由に利用できます。そこには、旅行やスポーツ観戦、マラソンやヨガなどのスポーツ、映画や美術館めぐりなど、いろんな趣味のサークルがありました。

SNSサイトでは恋人探しが目的ですから、登録者から相手を探して、2人だけでメールを交換するだけだろうと思っていたのです。でも、コミュニケーションスペースは、まるで高校時代の部室のような感じでした。

コミュニケーションスペースのサークルの中には、ネット上のおしゃべりに物足りなくなって、実際に会っておしゃべりする「オフ会」を開くグループもありました。サッカー観戦や映画鑑賞など、オフ会の日程は掲示板にも表示されているので、コミュニケーションスペースのサークルに参加していなくても、事前に参加したいと申し出れば、誰でも自由に参加できました。

私の場合も、このサークル活動から始めました。サッカー観戦のサークルに参加したのです。これといって楽しいことのなかった私の生活に、大きな変化がありました。仕事から
仕事から帰ると食事もそこそこに、コミュニケーションスペースでサークルメンバーとの会話を始めるようになりました。

そんなサークル活動の中で、恋人候補を見つけました。彼は、いつも私の長時間のチャットに付き合ってくれる人で、一緒にいったサッカー観戦でもさりげなくカイロを手渡してくれたりしました。

実は、先日のサッカー観戦の打ち上げの時、デートに誘われてしまいました。それでようやく、自分が登録していたのは、恋人を探すためのサイトだったことを思い出しました。私の場合は、友達から恋人へという感じで、自然な成り行きでつきあいがはじまりそうです。

今は、SNSサイトへ誘ってくれた友人に、本当に感謝しています。

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2011年4月22日

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